「ボディは床が抜けて錆びだらけでした」こつこつと8年かけて自宅でレストアしたヨタハチ|1965年式トヨタスポーツ800 Vol.3(Nosweb.jp)

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1965年式トヨタスポーツ800(その3) かつて筆者はトヨタスポーツ800に乗ったことがあるが、箱根の乙女峠を走ったときは愉しかったし、深夜の首都高速ではAE86レビンとバトルしたのもいい思い出だ。 燃費もバツグンによかった。今の時代にも最適だ。もう一度、こんな痛快なライトウエイト・スポーツを発売してほしいと思う。 「トヨタスポーツ」の名は伊達ではない。スペック以上の速さを見せつけたバランスに優れたトヨタスポーツカーの末弟【写真5枚】  小ぶりなボディを持つトヨタスポーツ800には、鮮やかな赤がよく似合う。取材車両のオーナーがこのクルマを手に入れたのは1980年代の中頃のこと。自宅の近所の人が所有していたもので、購入時にはエンジンが壊れ、床には穴が開き、塗装はカサカサ。クルマの状態はよくなかった。そこから自分ひとりでこつこつとレストアを始めたのだ。  完成までに約8年かかったが、ご覧のように見事な仕上がりで復活。なかでも圧巻なのは、FRPで自作した左右のフロントフェンダー。ベースとなるメス型から作ったそうで、趣味のレベルではない出来映えだ。 「前のオーナーは、いつか自分で直そうと思っていたようです。エンジンは壊れた状態で車体から降ろされていて、ボディは床が抜けて錆びだらけでした」  引き取ってから、さほど広くない自宅の物置でレストアを開始した。 エンジンは日産車のピストンを加工してオーバーホール。ボディは元の塗装を剥離して、板金も済ませてからオールペイントした。趣味なので期限が決まっているわけでもなく、ひとつひとつの作業を楽しみながら8年かけて完成させたのだ。  完成後は、たまに奥さまと旧車イベントにも出かけているそうで、家族共々、旧車ライフを楽しんでいる。 65年式トヨタスポーツ800(UP15)主要諸元 ●全長3580mm ●全幅1465mm ●全高1175mm ●ホイールベース2000mm ●トレッド前/後1203/1160mm ●最低地上高175mm ●室内長785mm ●室内幅1250mm ●室内高965mm ●車両重量580kg ●乗車定員2名 ●最高速度155km/h ●登坂能力sinθ0.464 ●最小回転半径4.3m ●エンジン型式2U型 ●エンジン種類空冷水平対向2気筒OHV ●総排気量790cc ●圧縮比9.0:1 ●最高

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(2020/07/25)