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　伊豆箱根鉄道は駿豆線（三島―修善寺）沿い3市1町の商工会議所や商工会と連携し、地元企業の中づりや車額の広告ポスターを格安で掲示する「エール号」の運行を始めた。9月15日まで3期間に分け、計72事業所が自社の商品や飲食メニューなどを乗客にPRする。 　新型コロナウイルスの影響で落ち込む地域経済の応援企画で、通常なら1万9千円の広告掲載費を特別価格の千円に落として実施した。3両1編成の車内で各期間に24社ずつ参加し、中づりや車額のポスター120枚を掲示する。お得なランチメニューや地元野菜の魅力、レンタルバイクの割引キャンペーン情報など幅広いジャンルの広告が並んでいる。 　第1期は8月7日まで掲載し、第2期の同8～25日、第3期の26日～9月15日はそれぞれポスターを入れ替える。同社は「地域の取り組みや魅力的なお店などを知ってもらい、地元経済を活性化してもらいたい」という。

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(2020/07/25)