巨人、早い手当ての高梨が救世主に! 14日に楽天から獲得した左腕(夕刊フジ)

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 巨人は24日のヤクルト戦(神宮)で序盤に5点のビハインドを背負いながらも追いついて引き分けに持ち込んだ。敗色濃厚の1戦を破綻させなかったのは、3回以降を無失点に抑えた救援陣の働きが大きかった。 【写真】救世主となった高梨の楽天時代の様子 ・  先発の今村が2回途中5失点でKO。ワンサイドになりかけた試合を壊さなかったのは、巨人のウイークポイントと見られていた救援陣の踏ん張りがあったからだった。この日昇格したばかりの堀岡、大江ら7投手が無失点リレー。  原辰徳監督(62)も「そうですね。頑張りました。もう、頑張りましたね」と大きくうなずいた。  守護神として期待されたデラロサが左脇腹の肉離れで離脱中。この日も9、10回の2イニングをしのいだ中川皓太投手(26)がセットアッパーから抑えに配転されたことで、中盤以降の継投に不安がささやかれていた。  だが、チームの全権を握る指揮官は実務を担当する大塚球団副代表と話し合い、事前に手を打っていた。14日に楽天から中継ぎ左腕の高梨雄平投手(28)をトレードで獲得。  この日も6回1死走者なしから脱水症状で降板した宮国に代わり緊急登板。坂口、山田哲と続く相手の上位打線を抑えきった。移籍後まだ2試合ながら1人の走者も許さない投球をみせ、信頼を勝ち取りつつある。  「いやあ、もうね。いいピッチングだね」と絶賛した指揮官。  大塚副代表は「最初から過密日程で、中継ぎ陣の負担が多くなるだろうと見越してリリーフの補強を考えていた。慌ててやるより早くやった方がいいねと。いろいろな球団に当たっていた中で、楽天の1軍で高梨が投げてないと。ウチにもってこいだった」と開幕直後からトレードを模索していたことを明かしている。  守護神が離脱しても早い準備で手当てを行い、致命傷に至らせない。全権監督の備えが生きている。 (片岡将)

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(2020/07/25)