志村けんさんと岡江久美子さんの死 多くの人が本気でコロナ恐れるようになった(夕刊フジ)
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【芸能界“衝撃”事件簿】
コロナ禍もクルーズ船が取り沙汰されていたころは、まだ多くの人のなかで対岸の火事にすぎなかっただろう。それがリアルな恐怖となったのがコメディアン、志村けんさんの死の一報を聞いてからだ。
【写真】献花台に並べられたバカ殿人形
志村さんは3月23日に感染が判明して、わずか6日後の同月29日、新型コロナウイルスによる肺炎のため、70歳で急死したのだ。
「志村さんの感染が報じられたのが24日でしたから、一般の方々からみると、本当に入院から死去まであっという間でした。それまでまだコロナウイルスを軽くみていた人も、事の重大さに気づかされました」とスポーツ紙記者。
志村さんが夜の街に出入りしていたことから、感染ルートも取り沙汰されたが、結局解明されたとは言い難い。
「改めて志村さんの足跡が紹介され、コント一筋で生きてきた偉大なコメディアンであることが、若い世代にも伝わったようです。追悼番組は軒並み20%台の視聴率をたたき出し、コロナ禍で再放送・再編集が中心となった番組編成が救われたのも事実です」と民放関係者は明かす。
そして、4月23日には女優、岡江久美子さんもコロナウイルスによる肺炎のため、63歳で急死した。
「岡江さんも4月6日に入院して、わずか2週間ちょっとで劇症化し、死に至っています。コロナの恐ろしさを、まざまざと感じさせることになりました」と先の民放関係者。
「志村さんのときもそうでしたが、コロナウイルスの場合、親族が死を看取ることができないという悲しい現実があります。岡江さんの場合、ワイドショーなどでその様子が放送されましたが、斎場から帰宅した遺骨が玄関先に置かれ、それを夫の大和田獏が出迎えるというあまりにも悲しい別れでした」とも。
当初、大和田はその場ではコメントしない予定だったが、集まった報道陣の前に歩み出て、「こんな形の帰宅は、本当に残念で、悔しくて、悲しいです」と心境を言葉にした。
「大和田も、岡江さんも情報番組のMCを務めていたこともあり、妻の仕事をまっとうさせたのでしょう」と先のスポーツ紙記者。
もし志村さんも岡江さんも亡くなっていなかったら、コロナ禍を越えた芸能界をどう見ただろう。