【石川】日本航空石川の右腕、田中颯希が最速145キロで11K完投勝利「甲子園で150キロ出したい」(スポーツ報知)

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◆高校野球 石川代替大会 ▽2回戦 日本航空石川7―2羽咋工(25日・金沢市民)  日本航空石川の快速右腕、田中颯希(さつき、3年)が気迫の投球を見せつけた。試合序盤は精彩を欠き、2回に2失点したが、その後はストレートで真っ向勝負。180センチ、88キロの体格から自己最速タイの145キロをマークすれば、2―2の6回無死二、三塁のピンチでは「みんなが声をかけてくれた。ここは抑えないといけない」と田中。140~144キロの直球で三者連続凡退に仕留め、9回を11奪三振、7安打、2失点に抑えた。  大けがから復活した。福井市出身で、中学時代は福井東ボーイズのエースとして活躍。しかし、中学3年の時に、腰椎分離症を発症し、走ることも出来ないほどに悪化した。症状を緩和させるため、腹筋、背筋各100~200回を毎日継続。強い体幹を作り上げ、高校ではデッドリフトでチームトップの210キロを記録した。「背筋が強くなって球速も上がった。怪我があったから、今の自分がある」と振り返った。  学校の休校中は福井市の実家に帰ってトレーニング。「大学で野球を続けたいし、甲子園の交流戦もある。上のレベルを目指したい」。標高117メートルの足羽山に通い、坂道や階段ダッシュも含め、毎日10キロを走り込んできた。「ボールの伸びも出てきた。甲子園では150キロを出したい」と田中。目標の県大会を制し、聖地で大台突破を狙う。(中田 康博)

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(2020/07/25)