天神祭 1000年の歴史で初、神事をライブ配信(産経新聞)

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 日本三大祭りの一つ、大阪天満宮(大阪市北区)の天神祭の神事が25日、行われ、一般には非公開だった神事の様子を千年以上の歴史で初めてライブ配信した。新型コロナウイルス感染拡大で祭りの見どころである船渡御(とぎょ)など多くの行事が中止となったが、疫病退散という神事の本来の意義を広く伝える機会にした。  25日午後、同天満宮本殿で行われた本宮祭の様子が、動画投稿サイト、ユーチューブで生中継された。御祭神・菅原道真公の御神体を納める場所につながる御扉を開ける瞬間や、宮司が祝詞を唱える様子など、例年は氏子など一部の関係者しか立ち会えない厳かな神事の様子を、複数のカメラでとらえた。映像に合わせて神職が場面ごとの説明や平安時代に始まった祭りの由来などについて解説。千年以上秘められてきた神事を丁寧に伝えた。4千近くの視聴があり「素晴らしいものを見せてもらえた」などのコメントが寄せられた。  寺井種治宮司は「今年の祭りはコロナによって縮小されたが、ライブ配信によって多くの人と神事を共有できたことはとてもよかった。国内外の人に日本の神道の文化に興味を持ってもらえる機会になったのでは。これからも祭りの映像を残していくなどの試みを続けていきたい」と話していた。

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(2020/07/25)