スウェーデン発・スポティファイ 失業青年、チャレンジと成功の物語(NIKKEI STYLE)

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その本はスベン・カールソン、ヨーナス・レイヨンフーフブッド『Spotify(スポティファイ)』(池上明子訳、ダイヤモンド社)。2人の著者はスウェーデンの日刊経済紙「ダーゲンス・インダストリ」で活躍する経済記者。ニュース取材を通じて接点があった2人が取材を広げて、今や世界最大の音楽ストリーミングサービスを展開するスポティファイというスタートアップ企業の歩みを追いかけた。取材対象は約70人、全20章、400ページを超える力作ノンフィクションだ。 「スウェーデンのひとりの若者が、誰も想像しなかった世界最大の音楽ストリーミングサービスを構築した感動のノンフィクション」と冒頭でうたう。音楽配信ビジネスに興味がある向きはもちろん、IT(情報技術)系スタートアップの青春物語としても、波瀾(はらん)万丈のビジネスストーリーとしても、興味深い読み物だ。 ストーリーは05年秋、頭の中に「秘密の起業アイデア」を抱えた失業中の22歳の若者が仕事の面接のためにレストランに向かって歩いていくシーンから始まる。共同創業者との出会いや初期メンバーとなる技術者やデザイナーと知り合うプロセスなど、細かいエピソードを丹念に積み重ねながら、スポティファイが音楽ストリーミングサービスという一点に向かって突き進んでいく過程が描かれる。

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(2020/07/25)