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　鹿児島県奄美大島の龍郷町はこのほど、ふるさと納税の寄付者らを対象に町のPRパンフレットを作成した。返礼品とともに送付するほか、郷友会や島外のイベント時などに配布する。担当者は「町の魅力をさらに知ってもらうきっかけになれば」と期待した。 　パンフレットはA4判三つ折り。奄美黒糖焼酎や本場奄美大島紬などの特産品、写真スポットとして人気の名所、伝統行事や史跡などを写真付きで紹介している。都市部からのアクセスマップも掲載した。 　同町は納税サイト「さとふる」「ふるさとチョイス」に加盟しており、2019年度のふるさと納税寄付実績は2444件、4757万3千円。主力はタンカンやマンゴーなどの果樹と大島紬製品で、近年は宿泊施設やダイビングなどの体験メニューも好評という。 　同町企画観光課の碇山小百合主査（40）は「少しずつリピーターも増えてきている。商品だけでなく、さらに深く町の魅力を知ってもらえるようPRしていきたい」と話した。 　パンフレットは町ふるさと納税基金を活用し3000枚作成した。企画観光課と町りゅうがく館、島育ち産業館でも配布する。

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(2020/07/25)