メモリアルの音色響く コンクール中止の児童生徒に発表の場 徳之島子ども音楽フェス(南海日日新聞)

【リンク先抜粋】
 第13回徳之島子ども音楽フェスティバルが23日、鹿児島県徳之島の徳之島町文化会館であり、島内7校の吹奏楽部などに所属する児童生徒が演奏した。新型コロナウイルス感染症の影響で同館でのコンサート開催は約5カ月ぶり。来場者は感染予防に気を付けながら音楽の世界に浸った。  フェスタは徳之島音楽教育研究会と徳之島町文化会館の共催。例年、県の音楽コンクールの前に予行演習も兼ねて開催している。今年は県コンクールが中止となったが、これまで練習に励んできた児童生徒たちに発表の場を設けようと実施した。  天城小、天城中、亀津小、亀津中、北中、徳之島高校、樟南第二高校の吹奏楽部と音楽部、金管バンドが出演。アニメ映画の挿入歌やJポップ音楽、コンクール課題曲などを披露し、来場した保護者らを楽しませた。来場者は拍手や手拍子で子どもらの演奏に応えた。  この日は感染症予防対策として、入り口でサーモグラフィーによる体温チェックを実施。マスク着用と手指の消毒、ホール内の換気の徹底のほか、596ある座席を半分に減らして席の間隔を広く取った。トイレなどでの混雑を避けようと、休憩時間は設定しなかった。  徳之島町の福宏人教育長は「イベントが軒並み中止となり、特に文化活動が減っている。十分な感染予防対策が必要だが、子どもたちの思い出づくりや町に文化の灯をともし続ける意味でも開催できてよかった」と話した。

続きはこちら

(2020/07/25)