ファンを絶対近寄らせない! イギリス2連戦は“厳戒態勢”。ハミルトンも「家でレースを観てほしい」と呼びかけ(motorsport.com 日本版)

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 2020年のF1第4戦イギリスと第5戦70周年記念GPは、共にイギリスのシルバーストン・サーキットで行なわれる。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためいずれも無観客での開催となるが、同サーキットと地元警察はF1ファンがサーキットに近付かないよう警告している。 【F1オンボード映像】今季終盤戦で使用? バーレーン の”オーバル”レイアウトを走ってみた!  母国イギリスでのレースを控えているルイス・ハミルトン(メルセデス)は第3戦ハンガリーGPの期間中、この話題について発言。「ルールを作るのは僕の仕事ではない」としながらも、ファンに対して家でレースを観戦するよう呼びかけた。 「この困難な時期に、人々がそれぞれの生活を送っているのをTVでも見るけど、(新型コロナウイルス感染は)拡大を続けている。だから、みんなには距離を保って家にいるよう勧めている。イベント開催中、僕たちが仕事をしている間は常に誰とも距離を置くようにしているんだ」 「クルマの音を聞くために、遠くから見たいという気持ちも理解できる。でもそれによって他の人と密集しているなら、それは間違いなく良いことではないし、おすすめしない」  シルバーストンの代表を務めるスチュアート・プリングルは、一連の警告はイベントを危険にさらさないために必要だったと説明した。 「政府から言われているのは、人(観客)がいなければレースを開催できるということだ」とプリングルは言う。 「それゆえに、人がそこに居ることを許してしまうと、政府からの指示を完全に無視したことになる。正面ゲートに集まってドライバーの出入りを確認することもそれに含まれる」 「ただ、彼らの大多数はモーターホームに留まっているので、そうはならないだろう」 「シルバーストン周辺のコミュニティには多くの懸念がある。アンフィールド(サッカープレミアリーグ・リヴァプールのファンが勝利を祝うために集まった場所)やサウサンプトンのザ・エイジアズボウル(クリケット場)などには多くの懸念があるようだ」 「こういったスポーツイベントは、地域住民を引き寄せ、新型コロナウイルス の感染リスクを高めるような“磁石”になってはいけないのだ」 「我々の計画は、政府からの要求を遵守するということだ。我々はそれを実行し、徹底した仕事をしている」 「我々は外に向けて呼びかけをしている

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(2020/07/25)