エシカルな製品と暮らす新しいライフスタイル(Forbes JAPAN)

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不安定な気候や海洋や大気の汚染、感染症の拡大など、地球上には様々な問題が発生している。大きな変革期をむかえつつあるこの時代に、我々はどう生きるべきか?  例えば大量生産大量消費の商品を使用しないというのも一つの手だろう。自然環境に配慮し、持続可能な社会を作るためには、まずは「良いものを長く使う」というシンプルな考え方に立ち返る必要があるかもしれない。 1978年に創業した、イタリアのファッションメゾン「ブルネロ クチネリ」は、カシミアウェアを中心としたブランドで、コンセプトは“スポーツシック・ラグジュアリー”。しかしその製品レベルの高さだけでなく、エシカルな思想でも称賛されている。 ブルネロ クチネリが拠点を構えているのは、イタリア中部の都市ペルージャの近郊にある小さな村ソロメオ。ここを、人間性を尊重する仕事をするための場所と考え、1985年から村の整備や保存事業を進めながら、製品づくりを行っている。 14世紀に作られた古城を本社屋とし、地域に芸術を根付かせるためにアート・フォーラムを建設。さらにソロメオに設立した職人学校は、ファッション関係だけでなく農業や園芸、石造建築など、地元に還元できる仕事に直結させている。ここには“人間主義的資本主義”という思想がある。職人技術の素晴らしさに光を当て、若者たちが未来への確信を取り戻そうという試みなのだ。 優れた製品を作るだけでなく、職人や周囲に暮らす人々への敬意も忘れない。倫理的であることも、ブルネロ クチネリが選ばれる理由になっているのである。 数あるアイテムの中でお勧めしたいのがコットンガーゼ生地を使った「ボタンアップカーディガン」だ。自宅でのテレビ会議に、スーツやジャケットを着用するのはいかにも堅苦しいが、だからといってカジュアルすぎると威厳がない。しかしカーディガンをサラリと羽織ると、インナーがカットソーやポロシャツでも様になるだろう。襟部分がショールカラーになっているので、カジュアルなアイテムだがきちんとした雰囲気になる。 さらにはちょっとした近所に出かける時には、これだけでも大人のカジュアルスタイルが完成する。カバンの中に入れておけば、冷房が効きすぎた車内やレストランでの寒さ対策にもなる。 さらにブルネロ クチネリはライフスタイルコレクションも充実。「アロマディフューザー」は、フレグランススプレー

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(2020/07/25)