ガイドも“飛沫対策”…賛否両論の中『GoTo』スタート 旅行会社が模索する新時代のバスツアーの形(関西テレビ)
【リンク先抜粋】
いよいよスタートした「GoToトラベルキャンペーン」。
予算総額は1兆3500億円。苦境にあえぐ観光業を支援するため、国内旅行の代金の最大半額相当を、1泊2万円を上限に国が補助するというものです。
8月からの予定を前倒し、まず35%割引最大1万4千円の割引が先行スタート。しかも何度でも利用できます。
街の人:
「何度でも!?めちゃくちゃいいですね!」
別の人:
「反対です。今進めるべきではないと思います」
新型コロナウイルスの感染者数の増加を受け、このキャンペーンに賛否両論が噴出する中、再起をかけて、戸惑いながらも準備に奔走する旅行業界。これからの時代の新しい旅の姿とは…。その最前線に迫ります。
■客も観光協会も不安…“GoTo”との向き合い方は
薄田ジュリアキャスター:
「京都・嵐山にあるこちらのホテル。GoToキャンペーンに対する懸念や不安の声もある中で、ある取り組みを始めました」
嵐山駅から徒歩5分のホテル『ザ グランドウエスト嵐山』。しかし、7月の客室稼働率は20%。代表の松下さんはキャンペーンで少しでもお客さんに戻ってきてほしいといいます。
ザ グランドウエスト嵐山 松下代表:
「当ホテルでは、世の中どういう動きになるのか分からず、お客様もすごく不安だと思うので、前日までキャンセル料が無料というプランを販売しています」
せっかく予約をしても、状況が変わり、行けなくなってしまうことも。そこで心理的なハードルを少しでも下げてもらおうという策です。
そんな中、有馬温泉では23日から1ヵ月間、GoToトラベルキャンペーンの開始に合わせ、イベントの開催を決めました。
河川敷で行うビアガーデンで、新たに芸妓さんによるステージを行い、キャンペーンの利用者たちを総出で出迎える予定です。感染予防対策にはおよそ300万円をかけました。
しかし、キャンペーンに東京を除外する方針が示された直後から、やはりキャンセルが…。
旅館『欽山』 小山代表取締役:
「発表のあと(7月17日時点で)2件、東京のお客様からキャンセルの申し出がありました。『自分たちが東京から旅行することが心苦しい』と」
今の状況に戸惑いながらも、有馬復興の起爆剤にしたいと期待を寄せています。
有馬温泉観光協会 金井会長:
「我々もスタッフも不安ですけども、当然お客