長崎県内大雨 平戸で崖崩れ 厳原226ミリ 佐世保で地滑り拡大(長崎新聞)

【リンク先抜粋】
 対馬海峡付近で停滞する梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、長崎県内は24日午前にかけて大雨に見舞われた。平戸市では県道沿いの崖が崩落し、県道が一時、通行止めとなった。佐世保市や長崎市でも地滑りの拡大や崖崩れが発生。けが人や住宅などへの被害はなかった。  県によると、平戸市主師町の県道平戸生月線沿いの崖が高さ150メートル、幅100メートル、奥行き30メートルにわたって崩落した。生月町と市中心部を結ぶ県道は午前6時20分ごろから全面通行止めとなったが、約5時間後には片側通行が可能になった。  近くに住む高齢女性は「崩れた岩は以前から(崩れなかった岩との間に)隙間ができていて『いつか落ちるかも』と近所の人と話していた。家族が『ドーン』という大きな音を聞いた」と話した。  佐世保市小川内町では、7月10日までに発生した地滑りの延長が約380メートルから約500メートルに拡大し、同町と吉井町を結ぶ県道の妙観寺トンネルの前後約2キロが通行止めになった。長崎市西山本町では、民家近くの崖が幅約12メートル、高さ約10メートルにわたって崩れ、民家の1人が避難した。  長崎地方気象台によると、23日午前3時の降り始めから24日午前10時までの降水量は、対馬市厳原226ミリ、雲仙岳142・5ミリ、平戸129・5ミリなどを観測した。このうち雲仙岳では、午前5時22分までの1時間に85・5ミリの猛烈な雨が降った。

続きはこちら

(2020/07/25)