クイーン役はアカデミー賞への近道? 英国女王を演じた女優たち。(VOGUE JAPAN)

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長いに歴史に華麗なるスタイル。それに加え、数々のスキャンダルも生み出してきた英国王室は、ドラマチックなストーリーに事欠かない。そんな王室の一員を演じるのがアカデミー賞への近道といわれるようになったきっかけを作ったのが、ケイト・ブランシェットだ。オーストラリア出身の彼女は、ハリウッド進出して2年目の1998年に『エリザベス』に出演。タイトル通り、16世紀英国チューダー朝の国王で、自身に反発するものは徹底的に処分したという悪名高きヘンリー8世の2人目の娘エリザベスを演じている。 ヘンリー8世といえば生涯に6人の妻を持ち、2人目の若い妻アン・ブーリンと結婚をするため、当時離婚を禁止していたカトリック教から離脱し、自ら国教会を成立した絶対的な権力を握っていた人物。そんな宗教まで変えて結婚をしたアン・ブーリンとの子どもがエリザベスだ。しかし、ヘンリー8世は世継ぎを生まないアン・ブーリンへの熱はすぐに冷め、エリザベスを出産した年に無実の罪をでっちあげ、彼女を斬首してしまう。そのためエリザベスは不遇な時代を過ごすが、姉メアリー1世の死により25歳で女王の座につくことに。 撮影時27歳だったケイトは、そんな即位してまもない女王エリザベスの戸惑いや恋心を神がかり級の演技力で表現。やがて「国家と結婚」するに至るまでの前半生を高貴な美しさとともに披露する。

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(2020/07/24)