DeNA佐野が逆転満塁サヨナラ弾「最高です!」(日刊スポーツ)

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<DeNA9-6広島>◇24日◇横浜 「つなぎの4番」佐野が、土壇場で大仕事をやってのけた。9回、1点差に詰め寄り、なお1死満塁。広島の新守護神一岡の外角直球を完璧に捉えた。「外野の頭を越えろと思いながら走ってました。風と声援で伸びたと思います」。打球は制限ギリギリ、4989人の声援にも乗り「I☆YOKOHAMA」のビッグフラッグが掲げられた右翼席に吸い込まれた。 【写真】ヒーローインタビューでファンと一緒に勝利を喜ぶ佐野 喜びをかみしめるようにダイヤモンドを1周。ホームではナインから控えめなウオーターシャワーを浴びた。本拠ハマスタで2日連続のお立ち台に「最高です!」と笑顔。「オースティン、ロペスで決めてくれと思いながらベンチで見てました」と笑いを誘う余裕すら見せた。 新キャプテンとしても仕事をしていた。22日ヤクルト戦(横浜)前の全体ミーティング。6連敗中という厳しい状況で、選手らを前に声をかけたという。「こういう時だからこそ、僕たちベイスターズらしく、雰囲気良く戦いましょう!」。試合は引き分けに終わったが「それから昨日勝って、勢いづいたのかなと思います」と振り返る。 開幕から「不動の4番」に据える佐野の劇的弾に、ラミレス監督も「こういうことが出来ると信じていたからこそキャプテンに任命した。これだけの能力があるし、これ以上出来ると思っています」とヒーローをたたえた。これでチームは、5連勝を飾った6月26日以来、1カ月ぶりの2連勝。お立ち台ではインタビュアーの「今後もホームラン期待してもいいですよね?」の声に「しないでくださ~い!」とおどけた4番。ファンの期待も、チームでの存在感も高まるばかりだ。【鈴木正章】 ▼佐野がスコア5-6から逆転満塁サヨナラ本塁打。満塁サヨナラ本塁打は7月2日村上(ヤクルト)以来86本目で、DeNAでは10年7月18日ハーパー以来10本目。リードされた場面で打った「逆転」付きは13年5月17日畠山(ヤクルト)がロッテ戦で記録して以来、7年ぶり31本目(セは13本目)。DeNAの逆転満塁サヨナラ本塁打は54年4月27日青田、82年5月23日長崎、04年8月11日ウッズ、10年7月18日ハーパーに次いで5本目になる。

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(2020/07/24)