栗山監督「皆で戦うしか」中田18打席連続無安打(日刊スポーツ)

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<ソフトバンク4-1日本ハム>◇24日◇ペイペイドーム 開幕から打線を支えてきた4番のバットから、快音が消えた。日本ハムは主砲の中田翔内野手(31)が4打数無安打に封じられるなど、ソフトバンク投手陣を攻略できず、わずか4安打1得点で逆転負け。中田は21日から始まったソフトバンクとの連戦で、4試合連続無安打。18打席連続無安打中だ。チームは粘投の有原航平投手(27)を援護できず、8日ぶりに単独最下位に転落した。 【写真】3回表日本ハム2死一、二塁、空振りの三振に終わる中田    ◇   ◇   ◇ 自分への怒り、いら立ちをあらわにした。ベンチに座った日本ハム中田は、6回の攻撃が3者凡退に終わると、思わず、太ももに右拳を打ち付けた。18打席連続で無安打。悔しくて、表情がゆがんだ。 1打席目から最悪だった。1点を先制した直後の1回無死一、二塁。ソフトバンク東浜のカットボールに詰まり遊ゴロ併殺に倒れると、3回2死一、二塁では152キロに空振り三振。いずれも、得点機をつぶした。6回は、緩いカーブに体勢を崩されて二飛。当てるだけの屈辱的な打撃を強いられると、9回は森の直球にバットが空を切り、首をひねった。 開幕から元気のない打線にあって、4番中田は奮闘していた。本塁打と打点はチーム最多。勝利打点も当然のようにチームトップで、開幕から1カ月あまりの白星は、背番号6の打撃抜きでは語れない。それが、20日に福岡入りしてから一転。21日から始まったソフトバンクとの連戦で4試合連続無安打と、ぱったり快音が途絶えた。 長いスランプから脱した大田と入れ替わるかのよう始まった、中田の不振。試合前の練習では、小笠原ヘッド兼打撃コーチが身ぶり手ぶりで熱血指導も、実らなかった。同コーチは「チームの4番。何とかして打席の中で、いい感触をつかんでもらいたい」と、早期の不振脱出を願う。栗山監督は「いい時も悪い時もある。皆で戦うしかないから」。とはいえ、上位争いに食い込むためにも、4番の全快は急務だ。【中島宙恵】

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(2020/07/24)