筆者の記事が役に立つ!? 中古フェラーリを購入したオーナーとの出会いとは(連載:29歳、フェラーリを買う)(GQ JAPAN)

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6月下旬、オウナーの馬橋令さんとお会いした。馬橋さんは三菱商事から博報堂勤務を経て、現在は、個人で不動産賃貸業(大家業)を営んでいる。訊くと、612スカリエッティは人生初のフェラーリという。 「それまで乗っていたポルシェ911(タイプ997)カブリオレのエンジンに大きなトラブルが発生したため、612スカリエッティに乗り換えました」 以前はポルシェにお乗りだったという。しかも内外装にこだわったフルオーダー車というから、さぞやクルマ好きの人かと思いきや「クルマに関心はありますが、“マニア”ではありません」とのこと。ただし、「1970年代のスーパーカー・ブームを経験していますから、ポルシェやフェラーリは昔から憧れでした」と、話す。 これまでの愛車を訊くと、シボレー「カマロ」(3代目)→メルセデス・ベンツ「Sクラス」(3代目)→メルセデス・ベンツ「SLクラス」(5代目)→ポルシェ「911カブリオレ」、そして612スカリエッティの5台のみ。1台のクルマに長く乗るそうだ。 「911に乗っていましたから、次も911を購入しようと考えていました。が、最新の911(タイプ992)を試乗したところ、どうもシックリこなかったんです。そこで、先代911(タイプ991)の中古車を探し始めました」 先代911(タイプ991)の中古車価格があまり下がっておらず、高いなぁ、と思っていたとき、“ほんの出来心”で612スカリエッティを検索したという。かつて等々力のコーンズで見た、藤色(ブルーミラボー)の612スカリエッティが忘れられなかったからだ。「当時、フェラーリを購入するには、人としての“格”が足りないのでは? と、思い、憧れで終わっていましたね」と、馬橋さん。 かつての憧れのクルマを調べると、思いもよらぬ相場に驚いたという。「これなら購入出来るかもしれない……」と、胸が弾む反面、「フェラーリは壊れやすいという噂もあるし、修理費用も高額らしいからなぁ……」と、不安がよぎった。そこで、ウェブ上で情報を収集したとき、ボクの記事がヒットしたという。 「イナガキさんの記事を読んで、故障を気にしていてもしょうがないのでは? と、思うようになりました。なにより、憧れのクルマを手にいれるのが人生を豊かにするうえで、重要であると思ったのです。なにかトラブルに見舞われたら、フェラーリ横浜サービス・セン

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(2020/07/24)