いよいよ中国トップのAI翻訳機「iFLYTEK」が日本に上陸(BCN)

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 「記者が汽車で帰社した」という同音異義語が三つ並ぶ日本語を、瞬時に的確な英語に翻訳するーー。中国のAI翻訳機トップのiFLYTEK(アイフライテック)の「iFLYTEK 翻訳機2.0」が7月1日、日本に上陸した。7月20日から順次、AmazonなどECを中心に発売している。 ●中国政府がAI先進企業として後押し  iFLYTEKは1999年に創立。本社は、中国・上海市から新幹線で約2.5時間の安徽省合肥市に構える。同社の名前を世界的に一躍有名にしたのが、中国政府が2017年11月に「AI大国」を目指すため、スマートシティ分野を阿里巴巴集団(アリババ)、医療映像分野を騰訊控股(テンセント)、自動運転分野を百度(バイドゥ)、音声認識分野を科大訊控(iFLYTEK)の4社を重点育成企業として指定したことだ。  19年6月に上海で開催された「CES Asia 2019」でホンダ中国とアリババが車載用システム「Honda CONNECT」の共同開発で提携することを発表して話題になったが、その中の音声認識でiFLYTEKも入っている。昨年のCES Asiaの会場でも、翻訳機や音声認識のブースはiFLYTEKが多くを占めていた。    日本法人のiFLYTEKジャパンAIソリューションズは20年1月8日に設立。日本市場の進出について孫嘉人取締役副社長COOは、「日本の消費者は目が厳しく、新しい技術や製品に対する関心がとても高い」と、中国の最新テクノロジーが日本でどう評価されるかに興味を示す。  本来なら今頃、東京五輪が開幕し、訪日外国人客であふれかえっていて、翻訳機も飛ぶように売れていたことだろう。しかし、新型コロナウイルスによって目算が大きく狂った。この点について孫副社長は、「延期となった来年に向けて販売パートナーを開拓するとともに、テレワーク需要などに対応する機能のバージョンアップも考えている」と語る。  中国では、リアルタイムで精度の高い文字起こしができるAIボイスレコーダーも販売しており、その一部の機能をソフトで搭載することを検討しているようだ。   ●0.5秒の最速で翻訳、カメラ翻訳や語学学習も  日本の第1弾となるiFLYTEK翻訳機2.0は、新型コロナの影響で市場が縮小していることから、5月30日にクラウドファンディングで目標金額30万円の小規模で

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(2020/07/24)