なぜNTTドコモはBリーグ川崎「資本業務提携」に一歩踏み込んだのか?(BUSINESS INSIDER JAPAN)

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NTTドコモは、これまでもスポーツチームへの投資を続けてきた。ラグビートップリーグの「NTTドコモレッドハリケーンズ」のほか、サッカーJリーグの「大宮アルディージャ」には、運営母体・NTTスポーツコミュニティの出資社の一つとして関わる。 一方、スポンサーとしてもJリーグや卓球Tリーグのトップパートナー契約を結ぶ。阪神タイガースや鹿島アントラーズとも協業契約を結ぶなど、スポーツとの関わりを一層深めている。 ただ、今回のブレイブサンダースへの出資にはこれまでとは大きく異る点がある。それは「他企業が運営するチームへの出資」ということだ。これまでよりも、一歩踏み込んだ形に見える。 馬場室長は、その意義にこう語る。 「Jリーグ等でデジタルマーケティングに取り組んでいるが、川崎でもデジタルマーケティングの取り組みであったり、5Gを使った観戦の強化を取り組んでいきたい。もうひとつ進めたいのが、アリーナでの体験価値をいかに高めていけるか。(NTTドコモの)これまでの取り組みの集大成ではないが、アリーナのオペレーションを将来的に見据えながら業務提携をしました」(馬場室長) 川崎ブレイブサンダースは、ホームである「とどろきアリーナ」(神奈川県川崎市)を中心に公式戦を戦っているが、新たなアリーナの建設も発表している。NTTドコモは、この新アリーナ構想も共同で検討するという。 NTTドコモにとって、この新アリーナ構想に関わることは大きな機会となりそうだ。 日本では5Gの商用化が始まったが、対応するエリアや、消費者への活用提案がまだ浸透しているとはいえない。大容量データを高速で通信できる5Gは、高精細な映像を可能にした。 しかし、5Gに必要な基地局はまだ数が限られており、そもそも魅力的な5Gコンテンツもまだ少ない。アリーナスポーツは、5Gの魅力を体験できる場として、NTTドコモなど5Gサービスを提供する大手キャリアが注目している。 「新アリーナに向けた財政基盤の確保、5Gなどテクノロジーの活用に向けて、一気に前進していきたい」(川崎ブレイブサンダース・元沢伸夫社長、7月8日のオンラインセミナーにて) 川崎ブレイブサンダースの元沢伸夫社長も、NTTドコモとの資本提携への期待を隠さない。 NTTドコモは2019年のラグビーワールドカップで5Gのプレサービスに取り組んだ。会場

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(2020/07/24)