“勝てば優勝”でまさかの逆転負けを喫したユーベに辛辣批判!「悪夢」「サッリは出て行け」(SOCCER DIGEST Web)
【リンク先抜粋】
前日の試合でインテルがポイントを落としたため、勝てば9連覇の偉業が決まるところだった。相手は残留を争う下位チーム。ユベントスが優勝を決めるとの見方は少なくなかった。
【動画】デリフトの豪快ミドル炸裂も…ウディネーゼ戦のハイライトはこちら
だが、7月23日のセリエA第35節で、ユベントスはウディネーゼに敵地で1-2と敗れた。前半にマタイス・デリフトのミドルシュートで先制しながら、後半に2ゴールを許して逆転負け喫している。
残り3試合で2位アタランタとの差は6ポイント、3位インテルとは7ポイント差。直接対決の成績でも上回るユベントスの優位は動かない。次節で勝てば、いずれにしてもスクデットだ。
それでも、一部のユベントス・サポーターは怒りが収まらなかった。ユーベ専門サイト『Juvenews.eu』によると、SNSには「カウンターで失点しすぎ」「オレたちは滑稽。スクデット獲得なら、それはほかがダメだからしかない」といった不満の声が上がっている。
かつてマッシミリアーノ・アッレーグリ前監督が試合中に上着を破り捨てた画像とともに、「上着を投げすてるべき夜」と嘆いたサポーターもいた。
『Corriere dello Sport』紙は「ツイッターで『SarriOut(サッリ出て行け)』がトレンド。『恥』『悪夢のチーム』『出て行け、もう1年これなんて考えられない』といったコメントがSNSに」と、マウリツィオ・サッリ監督を批判するファンが多いと伝えている。
そのサッリは“マッチポイント”を逃し、試合後に「秩序を失ってしまった。なんとしても勝ちたかったが、試合を危険な方向にもっていってしまった。最後に負けることになったのは、われわれが勝点3を目指したからだ」と述べた。(『Gazzetta dello Sport』紙より)
「われわれはアグレッシブさを失った。負けたのは非常に残念だ。今は勝点を積み重ねるのが非常に難しい。リーグ戦を終わらせるためには、しっかりやらなきゃいけない。チャンピオンズ・リーグのことを考えるのはその後だ」
ユベントスは26日にサンプドリアと対戦する。吉田麻也たちをホームに迎える一戦で、今度こそ優勝を決められるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部