わずか10秒でマスクが作れます!(静岡県)(静岡放送(SBS))
【リンク先抜粋】
4連休真っ只中、県内の観光施設では、感染予防対策に余念がありません。掛川市のリゾート施設には、いまや日常生活に欠かせないアイテムをわずか10秒で作るという機械が登場しました。
掛川市の「つま恋リゾート彩の郷」です。プールやホテルなどがある県内有数のリゾート施設です。感染予防に気を遣う日々が続く中、ホテルのフロントに驚きの機械を設置しました。
<つま恋リゾート彩の郷 佐野直樹さん>「これが今回試験導入したマスク製造機です」
ポイントは、ボタンなど一切触らずに10秒ほどでマスクを作るところです。
<佐野さん>「大サイズか小サイズを選んでいただくと、センサーで反応します。だいたい10秒くらいでマスクが完成します」
マスクのサイズは、鼻とアゴに当たる所の接着した部分をはがすことで調整ができます。施設内でのマスク装着を呼びかける中、来場客に少しでも楽しんでもらおうという狙いもあります。
<佐野さん>「なかなかこういう機械を見たことは無いと思う。ちょっとでもお客さんに、ホッとした気持ちになってもらえればと設置した」
来場客に試してもらいました。
<客>「いい感じです」「耳も圧迫されなくていい。非接触で大人用と子ども用が出てくるので便利です」
この機械を作ったのは、磐田市の工場設備メーカー「スズテク」です。コロナの影響で本業の需要が減る中、新たな取り組みとしてこの機械を開発しました。
スズテク開発担当 山本倫久さん「100ボルトのコンセント1個でマスクを作ることができる。使い心地などを、つま恋のお客さんに教えてもらって、新しいものを作っていきたい」
こんな時代だからこそ生まれた画期的なマスク製造機。2020年の夏の安全安心に一役買います。