7月豪雨からあすで3週間 前に進みだす被災地(RKK熊本放送)

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球磨川が氾濫して、あすで3週間です。 被災した街は、少しずつ前に進みだしています。 被災から3日後の今月7日、人吉市の市街地では災害廃棄物が積み上げられ、車がその間を縫うように走っていました。 それから2週間あまり、こちらがきのうの様子です。 商店街の通りも、先の方まで見通せるようになりました。 しかし、営業を再開している店はほとんどなく、活気がありません。 「なかなか皆さん、これから先やろうという気持ちが出るか。再開できるか不安です」(商店街の人) 店主たちの高齢化も進む中で、賑わいが戻るのか明るい兆しはありません。 日本を代表する鍾乳洞、球磨村の球泉洞も被害が甚大です。 「想像がつかないぐらいひどかったので、唖然としました。入口なんですけど、中に土砂が埋まっていてドアが開かない」(球磨村森林組合 担当者) 鍾乳洞自体に被害はなかったということですが、土砂は鍾乳洞をつなぐトンネルにまで押し寄せていました。 「これは、こちら側(入口)から全部流れ込んできています」(球磨村森林組合 担当者) 新型コロナウイルスの影響で、休業し営業を再開して2か月足らずでの被災。 今後、施設をどうするのか先を見通せずにいます。 「最近、客が増え始めてはいたが夏ということで家族連れのお客様を期待していた分、ショックが大きい」(球磨村森林組合 担当者) 一方で、ライフラインが途絶えていた球磨村役場は機能を取り戻しました。 「対策本部を役場に戻して、本格的な復旧復興活動が開始します」(球磨村 松谷浩一村長) 「インターネット環境が充実しているので、これまで以上に県や国と関係を密にしながら復旧活動をしていきたい」(球磨村 中渡徹防災管理官) 球磨川の氾濫からあすで3週間、被災地では復旧作業が本格化しています。

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(2020/07/24)