GOTOより4連休でにぎわい?温泉地は現況に不安(日刊スポーツ)
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政府の観光支援事業「Go To トラベル」が始まり、4連休を迎えているが、24日、関西を代表する温泉地にその影響を聞いた。
和歌山県の白浜観光協会の藤田正夫会長(67)は、海水浴客で宿泊施設は満室に近い状態だとしながらも「『Go To』ではどの宿で使えるのかも確定していないので、影響はわからない。4連休だから来ているようにも感じる」と話した。
連休前には事業に関し多くの質問が寄せられたとし「(政府から)説明を受けていないので、答えにくい。いい制度だとは思うので、我々の方も期待したい」とも語った。
豊臣秀吉が愛したことで知られる有馬温泉(兵庫)の旅館では、客入りは前年比60%程度だという。金井啓修観光協会会長は、にぎわっているのは連休によるところが大きいとし「(事業の影響は)まだ出ていないような気がする。感染者の増加もあるので、事業が一気に広まるよりは、徐々に広まっていく方がいいのではないかな」と漏らした。
一方、城崎温泉(兵庫)では人通りが例年の8割程度まで回復しているという。ただ、ある旅館の経営者は「関西圏の人がメイン。連休前に予約した人で(事業の)効果はまだ出ていないと思う。感染者も増えているし、今後どうなっていくかが心配」とし、先の見えないコロナ禍の現況に不安を口にしていた。【南谷竜則】