乙訓、コロナ禍転じて話し合いでチーム一つに/京都(日刊スポーツ)

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<高校野球京都大会:乙訓8-0京産大付>◇24日◇Bブロック3回戦◇太陽が丘 乙訓が完封勝ちでブロック決勝に進んだ。 【写真】ベンチで市川監督と話す乙訓・林 4番勝浦淳世外野手(3年)がハッスルした。初回2死二塁で先制の中越え適時三塁打。中堅からの返球を二塁手が取りそこね、ボールが転々とするのを見ると迷わずホームイン。一気に2点をもぎ取った。「はじいたら、行くという練習をしていた。アウトになっても、後の仲間を信じて行こうと思っていました」。打席に入ればいつもニコニコ。「中学の時から構えがかたいと言われていたので、何かないかなと思って、最近は笑っています」。笑顔と気迫あふれるプレーでチームを勢いづけた。 今年は例年と異なる形で、チームが1つになった。夏の甲子園と地方大会が中止になり、3年生部員の中には勉強に専念したいという選手も出てきた。3年生34人のうち、26人が最後まで部活を続けることを選び、8人は勉強に専念することに決めた。その8人も、週に数回ノックの補助や打撃マシンの球入れなどで、チームをサポート。「持っている意見を言うことによって、その後にチームが割れることがないようにしました」と勝浦。話し合いの中で、お互いの思いや意見を尊重した。 夏の大会はどのメンバーで戦うのかも、選手自身が話し合い、3年生部員で出場するという結論を出した。ベンチ入り20人のうち14人は固定し、6人は試合ごとに入れ替える、細かな部分も選手たちで決めた。チームは例年にない形で1つに。甲子園という目標はなくとも、この夏を最後まで戦い抜く。

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(2020/07/24)