8年ぶり自治会再結成 地域発展へ有志動く 奄美市名瀬春日町(南海日日新聞)

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 活動休止していた鹿児島県奄美市名瀬の春日町自治会が今年、8年ぶりに活動を再開した。街灯の維持管理や地域活動を充実させようと有志が昨年から準備を進めてきた。新会長に着任した柳瀬竜也さん(60)は「このまま街灯が無くなっては大変だと思い、市の協力を得て発足することができた。春日町の発展に努めたい」と意欲を見せた。  名瀬春日町の人口は608世帯1101人。稲田義仁副会長(70)らによると、もともと自治会活動が盛んな地域だったが、役員のなり手不足などから自然消滅。2012年度以降は休止状態だった。  昨年10月に設立準備委員会を発足させ、話し合いを経て今年3月22日の設立総会にこぎつけた。市の自治会づくり事業補助金を活用した。  今年度は、街灯設置や町内会まつりなどを計画した。新型コロナウイルスの影響で表立った事業はできていなかったものの、19日に活動第1弾となる美化活動を実施。市民清掃日に合わせて道路のり面の伐採作業に汗を流した。  市市民協働推進課によると、市の自治会組織率は73%。地域別では住用、笠利両地区や名瀬の三方地区(上方、下方、古見方)が100%なのに対し、名瀬市街地(奄美、金久、伊津部)は44%にとどまる。地域自治の要として欠かせない組織だが、少子高齢化やコミュニティーの希薄化などから市街地は低いのが現状だ。  同課担当者は「防犯防災や高齢弱者の見守りなど地域課題を話し合うのが自治会の役割。子ども会や老人クラブとも連動させながら組織率を高めていきたい」と話した。

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(2020/07/24)