森下、自身初の2桁10Kで2勝目 広島最下位脱出(日刊スポーツ)

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<阪神2-4広島>◇23日◇甲子園 広島のドラフト1位森下暢仁投手(22)が6回4安打2失点、自己最多10三振を奪う熱投でプロ2勝目を手にした。コンディション調整のため中13日を空けた登板で、最速151キロの直球と変化球で好調猛虎打線を大山の2ランのみに抑え、連勝を5でストップさせた。藤浪晋太郎投手(26)との新旧ドラフト1位対決で粘り勝ち。引き分けを挟むチームの連敗を2で止め、最下位脱出を導く会心の甲子園ナイトになった。 【写真】力強い投球をする広島の森下暢仁   ◇    ◇    ◇ 森下は勝利をベンチで見届けると「よっしゃー」と喜びをかみしめ、拍手でナインを出迎えた。甲子園で新旧ドラフト1位の対決で粘り勝った。藤浪の甲子園での登板に虎党からエールが飛び交うアウェーの雰囲気の中、最後まで集中力を保ち、ミットをめがけ腕を振り続けた。藤浪との投げ合いに「高校の甲子園で見ていた投手。プロ野球選手になった実感があった」と感慨深げに話した。 5連勝中と勢いに乗る猛虎打線を圧倒した。初回大山にプロ初被弾となる先制2ランを浴び出ばなをくじかれた。「これ以上点を取られるわけにはいかないと、割り切っていけた」。2回以降は最速151キロの直球と変化球がさえわたり、三振の山を築いた。プロ入り自己最多の10奪三振。「しっかり投げきれました」と振り返った。 学生時代に“ドラフト1位”の存在に刺激を受けていた。明大2年時の17年に台湾で実施されたユニバーシアードの日本代表に選出された。ローテーションの都合もあり、米国との決勝の先発を託された。大一番の舞台にも「プレッシャーはそんなになかった」と7回2安打無失点の快投で、チームを世界一へと導いた。同代表には後にドラフト1位でプロ入りするDeNA東や西武松本がいた。「全然質が違った。こういう人たちが勝っていくんだなということを身近で学べました」。東はプロ入りした翌18年にセ・リーグの新人王を獲得。「ああいうレベルにならなければいけない」。早い段階で高いレベルを身近で、そして肌で感じてきたことが、森下の原動力となっている。 コンディション調整から中13日を空けた久々の登板で2勝目を手にした。チームの連敗ストップ、最下位脱出に大きく貢献した。佐々岡監督は「2点を取られた後にしっかり試合を作ってくれた」とたたえた。背番号18を背負う黄

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(2020/07/23)