「男扱いしてほしかった」トランスジェンダーの漫画家が伝えたいこと(コスモポリタン)
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今、連載として描いている『ボーイズ・ラン・ザ・ライオット』の設定のほうが、自分に近いです。主人公の凌(渡 凌子)と同じように、ジャージで学校に来るぐらい女の子でいることが嫌だけど、自分が男の子だと思ってることがバレたら、「あいつはおかしい」って思われる。だから女の子の振りをしている――。
自分もそうしていた時期がありました。自分ももちろん、制服は嫌でした。さすがに登下校は怒られるからちゃんと制服を着ていて、学校の中では上はワイシャツとカーディガンで、下はジャージを着てました。
「自分の気持ちは男なんだよ」っていうのは、言える人にだけに話していて。けどにじみ出ていたとは思います。周りをまったく気にしないことはないし、空気を読んではいたけど、中学・高校では自分の気持ちを分かってくれる友達がいました。隠しつつも、自由に生きていた気はします。