阪神大山「同級生の晋太郎」援護の1発に監督も絶賛(日刊スポーツ)

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<阪神2-4広島>◇23日◇甲子園 阪神大山悠輔内野手(25)が、同い年の先発藤浪を援護する豪快アーチをかっ飛ばした。 【写真】先制の中越え2点本塁打を放った大山(手前右)を出迎える藤浪 0-0の1回2死一塁。広島ドラフト1右腕、森下の129キロチェンジアップをすくい上げた。詰まりながらも打球は夕空に舞い上がり、バックスクリーン左の客席へ着弾した。チームトップの先制の6号2ランだ。「先制点を取ることができて良かったです」。一塁ベンチ前で投球練習を行っていた藤浪も思わず笑顔。矢野監督も「素晴らしいホームラン」と大絶賛した一撃だった。 力投する藤浪に贈るアーチだった。今季初登板だった右腕とは、同じ94年生まれ。藤浪は高卒、大山は大卒で同じ1位指名で阪神に入った。入団年は違っても「同級生の晋太郎(藤浪)が投げていますし、なんとか援護したいと思っていた」。努力する姿を見てきたからこそ、特別な思いがあった。藤浪が逆転を許して決勝弾にはならなかったが、357日ぶりに1軍マウンドに立った盟友の背中を押す1発だった。 名誉挽回の1発だった。前日の同戦。1点リードの9回1死二塁の守備で、長野の平凡なゴロを一塁へ悪送球。二塁走者が生還し、さらに逆転を許す痛いミスとなった。なんとか近本の同点適時打で引き分けに持ち込んだが、「昨日のミスも取り返したいと思っていた」とリベンジの思いをバットに込めた。 試合前までは、ホームランを打てば今季5戦5勝だったが不敗神話はストップ。それでも6回に左前打を放ち、今季7度目の複数安打で打率は3割3分8厘と好調を維持している。規定打席数にわずかに届いていないが、打点もチームトップの15で4番の仕事を果たし続けている。24日からの中日3連戦は前回3連敗した敵地での戦い。大山がお返しの勝利を運ぶ。【只松憲】

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(2020/07/23)