残虐すぎて途中退場者が続出した問題作…『異端の鳥』予告編が公開(シネマトゥデイ)
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第76回ベネチア国際映画祭においてあまりの残酷さに途中退場者が続出した問題作『異端の鳥』の日本版予告編が公開された。新型コロナウイルス感染拡大による影響で公開延期となっていた同作だが、新たに10月9日よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国公開されることも決まった。
【動画】『異端の鳥』日本版予告編
第2次世界大戦中、ナチスのホロコーストから逃れるために、たった一人で田舎に疎開した少年が差別と迫害に抗いながら強く生き抜くさま、そして異物である少年を徹底的に攻撃する“普通の人々”の姿を赤裸々に描いた本作。ベネチア映画祭のコンペティション部門で上映されると、少年の置かれた過酷すぎる状況に拒絶反応が起こり、途中退場者が続出した。その一方で、ラストまで見続けた観客からは10分間のスタンディングオベーションが贈られてユニセフ賞も受賞、本年度のチェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン)では最多8部門で受賞を果たすなど、評価も得ている。