危機的状況を迎えた名門シャルケ【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】(SOCCER DIGEST Web)

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 名門シャルケが危機的状況を迎えている。元凶だったテンニース会長は退陣したものの、不甲斐ないピッチ上の成績、手の施しようのないほど膨らんだ債務、クラブ関係者やファンの高すぎる自尊心など、問題は山積みだ。(文:ルドガー・シュルツェ/訳:安藤正純 2020年7月16日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆―――    ドイツ随一とも言える熱狂的なファンを抱えるシャルケ04の周囲は、いつの時代も良くも悪くも喧騒に包まれている。ここ最近は悪いニュースばかりが目立つものの、6月27日に全日程を終えた2019―2020シーズンのブンデスリーガで2部降格を免れたのは、久しぶりの朗報だった。    リーグ前半戦こそ宿敵ボルシア・ドルトムントと同勝点で5位につけていたが、ウインターブレイク明け初戦のボルシア・メンヘングラッドバッハに勝利

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(2020/07/23)