東京最多の366人 小池知事「非常に大きい数字」 4連休初日に広がる衝撃(産経新聞)

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 4連休初日となった23日、東京都の新型コロナウイルスの感染者数が過去最多の366人報告され、衝撃が広がった。小池百合子知事は「非常に大きな数字だ」と表情をこわばらせ、「(観光支援事業の)『Go To(トラベル)』が始まっているが、都民はできれば外出を控えていただきたい」などと要請した。感染は若年層から他年代に広がりをみせており、東京五輪まであと1年の節目の日に感染再拡大がより顕著に。開催に向け「最大のポイントはコロナ対策になる」と強調した。  「(すでに判明している感染者の)濃厚接触者を調べ、検査をかけている。検査体制が整ってきているという証左でもある」  23日午後、都庁で取材に応じた小池氏は、新規感染者数が300人台に跳ね上がった背景に検査実施数の増加があるとの認識を改めて示した。  最近の傾向として「40代、50代をはじめとする世代に広がりがあり、地域的にも23区にとどまらず、多摩地域にも広がっている」と指摘。23日から始まった4連休について「感染しない、させないという意識を持って行動していただきたい」と強く訴えた。  都内では介護老人保健施設や幼稚園といった施設内、職場、会食などでの感染が目立つようになってきている。都関係者は「新型コロナの感染は夜の街から幅広い社会生活の場に浸透し、拡大している」と指摘している。  都は集中的な取り組みによって感染を封じ込める必要があるとし、都内の飲食店などに対して、消毒や換気など感染防止に関する都のガイドラインを守っていることを示す都のステッカーを今月31日までに掲示するよう要請している。  多くの感染者が出ている夜の繁華街についても、24日に警視庁と連携した活動を実施するという。警視庁が風営法に基づく立ち入り調査を新宿・歌舞伎町や池袋の店舗で実施し、都がこのガイドラインを順守しているかどうかなどを調査することも明らかにされた。  小池氏は東京五輪について「国際オリンピック委員会(IOC)や国、大会組織委員会、都を挙げて危機管理体制をしっかり作る」と説明。その上で「コロナに打ち勝った証しとしての東京大会にしていく考えに変わりはない」とした。

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(2020/07/23)