巨人「トイ・ストーリー打線」快勝、バズ岡本大暴れ(日刊スポーツ)

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<中日1-6巨人>◇23日◇ナゴヤドーム 巨人には大人も、子供も楽しめる「トイ・ストーリー打線」がある。同点の8回。ミスターポテトヘッドとうり二つのゼラス・ウィーラー内野手(33)が、代打からダメ押しの1発。勝ち越し打はバズ・ライトイヤーばりの肉体を持つ岡本和真内野手(24)だった。映画の主役がウッディなら、チームの「顔」坂本勇人内野手(31)が、チャンスを広げた。主要キャラクターが一挙に動き回り、3カード連続勝ち越しを決めた。 【写真】2点適時二塁打を放つ巨人岡本    ◇   ◇   ◇ ミスター・ポテトヘッドことウィーラーが、打席にやって来た。8回。3点を勝ち越し、なお2死三塁。隣にはミセス・ポテトヘッドの姿はない。最愛の夫人に早く会いたいと言わんばかりに初球から振った。左翼への2号2ラン。初の「3番」でスタメン出場した15日広島戦では、移籍後初の1発。目、鼻などのパーツを取り外し可能な本家と同様-。先発でも途中出場でも、出番を入れ替えても結果を出せる。「チームの雰囲気がいいし、溶け込んで自分の仕事ができてる」と“無限のかなたへ”放物線を描いた。 「無限のかなたへ」と言えば、巨人のバズ・ライトイヤーも、この回に暴れた。体重100キロのドッシリした「バズ・岡本様」。第3打席まで凡退したら、さすがの「仲間」も不安がる。迎えた第4打席は、1-1の無死満塁。「(チャンスでは)強く意識持って臨んでいます」と左翼線へ2点適時二塁打。エイリアンが「か~み~さ~ま~」と言わんばかりに「バズ・岡本様」のレーザー光線で、開幕から13試合連続無失点の中日福を粉砕した。 「あんたは俺の相棒だぜ! 」。そんな風に岡本を見つめ、坂本は二塁から生還した。映画の主役がウッディならば、チームの「顔」坂本も黙っていなかった。自身も岡本同様に3打席目まで無安打。愛馬・ブルズアイにまたがっていなくとも、2年連続打率3割超えの男には技術がある。無死一塁から外寄りのカットボールを左翼線への二塁打とし、チャンスを広げた。 おもちゃの世界のごとく、面白いように打線が機能。原監督も「打順がというか、中軸が機能してくれましたね」と称賛した。これで3カード連続の勝ち越し。前日に連勝は7でストップしたが、「8」回に「トイ・ストーリー打線」が「俺~がついてるぜ~」と巨人ファンを笑顔にした。【栗田尚樹】

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(2020/07/23)