神秘 海底のミステリーサークル 奄美の観光に期待の新星(KKB鹿児島放送)

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 観測史上最長となった梅雨が明け、本格的な観光シーズンを迎えた奄美大島。鹿児島県龍郷町でダイビングショップも手掛けるリゾートホテル「ネイティブシー奄美」では、この時期に奄美大島でしか体験できない新しい観光プログラムが人気を集めています。    海底に広がる不思議な模様。アマミホシゾラフグという体長15cmほどのフグが作ったミステリーサークルです。3月から7月の期間だけ海底に現れるこのミステリーサークルを求めて、この日も全国から観光客が訪れていました。目指すは水深およそ30mの海底です。青い世界が広がるなか、アマミホシゾラフグがミステリーサークルを作っていました。    ネイティブシー奄美 鈴木 貴大 マネジャー  「(アマミホシゾラフグは)奄美大島でしか見られない固有種。体の上側に星空のような模様が入っている。産卵床を作る時に胸びれと尾びれで溝を掘るその姿が観光客に人気がある。」    およそ1週間かけて丁寧に作られるミステリーサークル。長年、奄美でダイビングのインストラクターをしている鈴木貴大さんによると、アマミホシゾラフグの不思議な行動はそれだけではないそうです。    ネイティブシー奄美 鈴木 貴大 マネジャー  「(サークルの)中心のに卵を産む。ひれを使って新鮮な酸素を送るなどケアをする。」    子孫を残すため忙しそうに動き回るアマミホシゾラフグ。その懸命な姿を目の前で見た観光客は興奮を隠しきれない様子です。愛知県から来た伊藤一夫さんが撮影した写真では、名前の由来となった背中の星空模様もはっきりとわかります。    ネイティブシー奄美 鈴木 貴大 マネジャー  「アマミホシゾラフグ・ミステリーサークルは非常に重要な観光資源。奄美の海の生態系を崩さないよう保全することを今後も気をつけていきたいと思う。」    奄美大島の新たな観光資源として人気が高まるアマミホシゾラフグの観察。しかし、新型コロナウイルスの影響により、「ネイティブシー奄美」の今年のダイビングの利用客は去年と比べ7割以上減ったそうです。政府は、打撃を受けた観光業界を支援するため22日から国内旅行の代金を補助する「GoToトラベル」キャンペーンを始めましたが、感染者が増えている東京を除外して実施した結果、このホテルでは東京からの観光客などから予約のキャンセルが相次いでいるそうです。各地で感染者が再

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(2020/07/23)