GoToトラベル2日目の宮城県内 観光地では期待と戸惑いの声が(KHB東日本放送)

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新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、4連休がスタート。国の観光支援事業「GoToトラベル」も22日から始まっています。宮城県内の観光地、そして被災地の様子を取材しました。 県内有数の観光地の蔵王。 上野比呂企キャスター 「山頂付近の駐車場です。本来であれば第四駐車場まで満車ということなのですが、このように第一駐車場のみ満車となっています」。 4連休が始まりましたが、駐車場に停車する大型バスはわずか1台。例年、半分近くを占める県外ナンバーは3割ほどとなっています。訪れた観光客は思い思いにエメラルドグリーンの御釜を写真におさめていました。 仙台からの観光客 「近場で人が少ない所はあるのかなと思って蔵王を選んだ。子どもたちは初めて御釜を見て感動していた」。 福島からの観光客「奇麗だった。23日だけ出掛ける予定だったので、あとの(3日間は家でゆっくりする」。 山頂付近の県営蔵王レストハウスは5月にエコーラインが開通して以降、訪れる人は例年の2割程度に落ち込んでいます。それだけに管理人は「GoToトラベル」での客足の回復を期待する一方、新型コロナウイルスの感染拡大につながるのではないかと複雑な思いを口にしました。 県営蔵王レストハウスの小紫広管理人 「新型コロナウイスるの感染者が宮城県や東北で増えてしまっても困るなということで、もうどちらとも申し上げられないような我々観光地の人間としては苦しい状態」。 一方、南三陸町のさんさん商店街は、多くの観光客でにぎわいました。さんさん商店街は県内の緊急事態宣言が解除された5月半ば以降、県内を中心に客足が戻り、6月の人出は5万1200人と、前の年と比べ2割増えました。 しかし、7月に入り全国的に再び新型コロナウイルスの感染が拡大し、観光客は減ってきていました。感染拡大の防止と経済活動の回復。前倒しで始まったGoToトラベルの評価も複雑です。 さんさん商店街の鮮魚店 「ずっと暇だったので商店街の人はみんな期待している」。 土産物販売店 「客に来てもらうのはありがたいが、全国から来てもらいたいという意味ではキャンペーンを延期してもらった方が良かった」。

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(2020/07/23)