「未来の世界(ESG)」設定額3800億円、みずほ証券がAIも使った販売戦略でコロナ禍を吹き飛ばす(モーニングスター)
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アセットマネジメントOneが7月20日に設定し、運用開始した「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)『愛称 : 未来の世界(ESG)』」は、その設定額が3830億円になった。国内は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に歯止めがかからず、対面による商品説明が制限される中だったが、同ファンドの設定額は2000年2月に記録された過去最大の設定額である約7900億円を集めた「ノムラ日本株戦略ファンド『愛称:Big Project-N』」に次ぐ設定額という歴史的な金額になった。その背景を取材すると、シリーズ残高1兆円となった「未来の世界」シリーズのブランド力に加え、主力販社であるみずほ証券のAI(人工知能)も使ったきめ細かな販売手法など、コロナ禍を吹き飛ばす工夫や努力があったことが分かってきた。
「未来の世界(ESG)」の当初募集期間は、20年6月22日~7月17日。新型コロナウイルスの国内での新たな感染者数が1日当たり数十人という2ケタ台に抑え込まれていた期間に募集がスタートされた。ただ、募集開始後間もない6月30日には117人と3ケタに乗せ、その後も新規感染者数は増え続けた。販売にあたっては顧客との接触は最小限にするなど神経を使った販売活動が繰り広げられたことは想像に難くない。