米中戦争?領事館閉鎖で緊張 中国人ハッカー起訴も(テレビ朝日系(ANN))

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 アメリカと中国の対立が激しさを増しています。領事館の閉鎖を求めたアメリカに対し、中国政府は猛反発しています。  米中関係の緊張が、にわかに高まっています。発端はアメリカが中国に対し、テキサス州ヒューストンにある中国の総領事館を閉鎖するよう要求したことです。在外公館の事実上の閉鎖命令は異例のことです。  トランプ大統領:「さらなる外交施設の閉鎖はいつでもあり得る」  理由について、アメリカ国務省は「アメリカの知的財産と民間情報を守るため」としています。一体、どういう意味なのか…。共和党のマルコ・ルビオ上院議員はこうツイートしています。  共和党・ルビオ上院議員:「ヒューストンにある中国の総領事館はスパイ活動の巨大拠点だ。もっと前に閉鎖させるべきだった」  これに対し、中国政府は猛反発。  中国外務省・汪文斌報道官:「アメリカは総領事館がすべきでない活動を行ったと主張しているが、これは悪意のある中傷だ」  在ヒューストン中国総領事館・蔡偉総領事:「我々が何か悪いことをしたと言うなら証拠を見せて下さい」  このインタビューが行われた前日、総領事館では敷地内の中庭で不審火が起きたと現地メディアが報道。消防車が出動しましたが、中国側が拒否し、中には入れませんでした。退去する前に機密文書などを処分したのでは、との見方が出ています。  アメリカ、トランプ大統領:「恐らく文書や書類を焼いたんだ。なぜだろうね」  総領事館の閉鎖通告との関連は不明ですが、アメリカ司法省は21日、新型コロナウイルスのワクチンの開発データなどを狙ってサイバー攻撃を仕掛けたとして中国人ハッカー2人を起訴したと発表。2人は中国の情報機関から指示を受けていたということです。  アメリカ問題に詳しい早稲田大学・中林美恵子教授:「これは恐らく、やっぱりスパイ活動をする本拠地だったということなんだと思います。それをやめさせるために、これだけ極端な手段を取ったということですよね。相当の証拠をつかんだからだと思いますね」  中国は報復措置を取る可能性を示唆しているため、米中関係の悪化がどこまでエスカレートするのか懸念されます。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2020

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(2020/07/23)