【7月場所・5日目】朝乃山 1分超の熱戦制し5連勝も「相手にいいところを取られた」と反省(東スポWeb)

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 大相撲7月場所5日目(23日、東京・両国国技館)、新大関の朝乃山(26=高砂)は初顔合わせの幕内霧馬山(24=陸奥)を破り、5連勝を飾った。  苦戦だった。立ち合いから左へ動いた霧馬山に左上手を取られ、頭をつけられて不利な体勢に。朝乃山は右の下手のみの半身になって相手に寄られたが、安定した下半身で踏みとどまった。攻め切れない霧馬山が左の巻き替えにきたところで、待ってましたとばかりに一気に出た。そのまま寄り切って、見事な〝逆転勝利〟を収めた。  1分を超える熱戦を制した朝乃山は「昨日と同様、自分の形になれなかったが、右が入ったのでじっくり攻めようと思った。相手にいいところを取られた。自分から攻められなくて、そこは反省点。相手が巻き替えたところで体が反応して前に出られました。体は動いている。いいと思います」と自らに合格点を与えた。  新型コロナウイルス感染予防対策で、国技館の観客は上限約2500人と入場規制が取られている。新大関は「(今までの場所との違いは)特に変わらない。お客さんもコロナが怖い中でわざわざ国技館に足を運んで応援して下さっている。自分もそのぶん、期待にこたえたい」と話す。  1年後の7月23日は、延期された東京五輪の開会式が行われる。東京都ではこの日、新規感染者が過去最多の366人に上るなど五輪開催が危ぶまれる状況が続く。朝乃山は他のアスリートに向けて「コロナの中で相撲は開催されているが、他の競技はできないところがある。自分でできることを見つけて、できることをやってほしい」と角界の〝顔〟としてエールを送った。

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(2020/07/23)