博物館も徐々に利用者戻る 「幻の企画展」の史料も/埼玉県(テレ玉)
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新型コロナウイルスの影響で臨時休館していた県内の施設も再開し、利用者も戻りつつあります。さいたま市大宮区の県立歴史と民俗の博物館では、中止となった春の企画展で公開できなかった史料と修復を終えた『太平記絵巻』が合わせて展示されています。
県立歴史と民俗の博物館は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2月からおよそ3か月にわたって臨時休館となりました。休館に伴い、3月20日から開催予定だった特別展「武蔵国の旗本」も、休館中に会期を終える『幻の展覧会』となりました。
また、修復を終えた、県指定文化財「太平記絵巻」の企画展も予定されていましたが、開催の見通しが立たず、規模の縮小を余儀なくされました。
会場には、春の特別展で公開するはずだった史料の一部と「太平記絵巻」が合わせて展示されています。他の博物館などから借り、すでに返却された史料は今回、展示できず、使用されなかった「紹介パネル」が展示に加わっています。
このほか、来館者には、新型コロナウイルスの退散を願い魔除けの神様として知られる「鍾馗」のカードをプレゼントしています。