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◆大相撲７月場所５日目（２３日・両国国技館） 　横綱・白鵬（宮城野）が、平幕の阿武咲（阿武松）を４秒３の上手出し投げで一蹴。初日から５連勝とした。 　立ち合いで左上手を引いた時点で勝負あり。前回、金星配給の相手を圧倒する横綱相撲に「先場所は（後方に）引いてしまった。今日は引かないように、という思いでいきました。いいところ（左上手）が取れたし、あとはタイミングがよかった」と無敗を守って満足げ。単独９位の幕内１２５８回出場の節目も飾った。 　新型コロナ禍で出稽古自粛のまま今場所に突入し、調整に苦戦する力士も多い中でも無類の強さを発揮。史上最多を更新する４５度目の優勝を狙う最強横綱は「この５日間が大事だと思っていた。これからまた流れを崩さずに一日一番」と難なく乗り越えてみせた。

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(2020/07/23)