パラ陸上山本篤「誰もが気軽に走れる世の中に」(日刊スポーツ)

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パラ陸上男子走り幅跳びのT63クラス(片大腿義足)で東京パラリンピック代表に内定している山本篤(38=新日本住設)が23日、オンラインでのトークショーにゲスト出演した。 【写真】東京大会の日本代表選手団公式ウエアをまとってお披露目した山本篤ら(2020年2月21日) 「義足で走ることを楽しむために」をテーマに、山本は競技用義足開発のXiborg(サイボーグ)社代表取締役・遠藤謙氏(42)、進行役を務めた400メートル障害五輪3大会連続出場の為末大氏(42)とトークを展開。「誰もが気軽に走れる世の中になってほしい。走ることはトップアスリートだけのものではないので」と、競技用義足の普及やランニング環境の整備などを訴えた。9月に静岡県内でXiborg社が開催するランニングクリニックで講師も務めるという。 山本は静岡・掛川西高在学中に交通事故で左大腿部を切断。同校卒業後、義肢装具士を目指していたときに陸上競技と出会った。走り幅跳びと100メートルをメーン種目にパラリンピックには08年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロと3大会連続出場。北京、リオの走り幅跳びで銀メダルを獲得している。 「本当は100が好きだけど、世界では勝てない。走り幅跳びはビジネスライクで、それ以外ではメダル、金メダルは難しいから」。日本の義足陸上選手初のパラリンピックメダリストは、来年に延期された東京大会で頂点に挑む。

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(2020/07/23)