札幌菅が今季初得点「いい形で」チーム本拠地1号(日刊スポーツ)

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<明治安田生命J1:札幌1-1東京>◇第6節◇22日◇札幌ド 北海道コンサドーレ札幌は東京と1-1で引き分け、ホーム開幕戦で勝ち点1を死守した。前半ロスタイム2分、FW菅大輝(21)が今季初得点を挙げて先制し、チーム本拠地1号を刻んだ。後半43分に同点に追い付かれたが逆転を許さず、勝ち点を分け合った。リーグ再開後5戦2勝3分け。試合を待ち望んでいたサポーターの前で、不敗を継続させた。 【写真】東京DF中村のドリブルを阻止する札幌DF菅    ◇   ◇   ◇ 今季初めてのホームで、東京五輪候補が躍動した。0-0のまま前半ロスタイムに突入し、菅が1発を決めた。今季初先発のMFルーカスからMF駒井へボールが送られた。駒井の右クロスに菅が胸トラップから左足を振り抜いた。ゴールネットを揺らして、今季1号で先制。この日一番の拍手を受け、「いい形でミートを意識してゴールを取れたのは良かった」と振り返った。 22日は延期された東京五輪男子サッカー開幕まであと1年の日。日の丸を背負っているためにも、この1年は無駄にはできない。第6節での初得点に「東京五輪に向けてまず1点取れたのは、自分にとって数字での結果にこだわるところでは良かった」。ただ、もっとアピールが必要だと理解し「まだ1点じゃ全然足りない。サイドのポジションですし、アシストもどんどん決めていかないと。精度も上げていかないといけない」と追い込む。 札幌ドームで応援するサポーターにとっては、立ち上がって跳びはねて歌い手拍子するのが応援スタイルだった。それも新型コロナウイルスの感染拡大防止のため禁止。そのため試合中、テクニカルエリアの破線ギリギリに立つミハイロ・ペトロビッチ監督(62)の「シンドー」などと怒り口調で連呼する声は、観客の耳にも届き会場から笑いが起こる。「平日にもかかわらず、こういう状況でもたくさんのサポーターが入ってくれた。拍手で選手1人1人鼓舞してくれたので、最後の90分まで戦えた」と菅。サッカー観戦のスタイルは今までと違うが、サポーターにとっても選手にとっても、試合への感謝と幸福感があふれた。 リーグ再開後5試合で2勝3分け。無敗を続け、勝ち点を積み重ねている。次節は中3日で同会場での昨季J1覇者、横浜戦が待つ。「ホームはアウェーとモチベーションが違う」と話す菅が、今度はホームで初の歓喜の瞬間を

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(2020/07/22)