阪神矢野監督「ちょっと無理やろね」糸原骨折に苦渋(日刊スポーツ)

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<阪神3-3広島>◇22日◇甲子園 執念の10回引き分けゲームの裏で、虎にショッキングな事態が起こっていた。試合後、球団から阪神糸原健斗内野手(27)が兵庫県内の病院で「右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折」と診断されたことが発表された。糸原は5回1死の第3打席で代打北條を送られた。どの場面で骨折したかは不明だが、広報によると、試合中の負傷という。交代後、病院に向かっていた。 【写真】ベンチで厳しい顔をみせる阪神糸原 糸原は前日21日広島戦まで自身最長の12試合連続安打を放ち、その21日も勝ち越しの2ランを放つなど、打率を3割1分7厘まで上げ、この日の試合に臨んでいた。7月に入って巻き返したチームの原動力でもあっただけに、痛すぎる離脱。矢野監督も「ちょっと無理やろね。(23日に)抹消になると思うんで」と苦渋の表情を浮かべた。 糸原は18、19年と2年連続で全試合出場し、今季もここまで全試合出場を続けていた。キャプテンとしてもチームを支えてきただけに、ショックは大きい。全治は不明。チーム一丸でカバーしていくしかない。

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(2020/07/22)