子どもが算数に興味をもつために家庭でできること(ベネッセ 教育情報サイト)

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上記のような方法を通して、子どもが算数に興味・関心をもつようになったらしめたもの。次のステップとして、確かな学力につなげる方法を考えてみましょう。 ◆つまずいた箇所にさかのぼって克服する 算数は積み重ねが大切な教科ですので、いったんつまずくと、どんどんわからなくなり、ついに「苦手な教科」「嫌いな教科」になってしまいます。授業で十分に理解できなかったら早めに克服することが大事ですが、「何がわからないのかがわからない」といった状態で放置してしまうケースもあります。 学校などで個別にフォローしてもらうことが難しい場合は、保護者のかたが勉強を見てあげて、どこでつまずいたのかを突き止めましょう。場合によっては、下の学年の教科書を読み直したり、問題集に取り組んだりして復習するようにします。 ◆「算数検定」にチャレンジする 明確な目標があるとがんばれるのは大人も子どもも一緒です。そこで、「算数検定(実用数学技能検定)」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。1級から11級まであり(幼児向けの「かず・かたち検定」もあります)、11級は小学1年生程度を対象としています。合格による達成感は大きく、どんどん上級に挑戦したくなるでしょう。算数検定を実施する日本数学検定協会のホームページでは各級の過去問題を公開していますから、一度、家庭でチャレンジしてはいかがでしょうか。 ◆粘り強く考える姿勢を育てる 算数の問題は学年が上がるにつれて難しくなり、粘り強く考えないと解けなくなります。ドリル学習などを通し、どれだけ計算のスキルを高めても、そもそも考えることが「しんどい」という気持ちをもっていたら伸び悩むのは目に見えています。小学校の教員は「最近の子どもは、すぐに答えを欲しがるようになった」と口をそろえるように言いますが、それも粘り強く考える姿勢が十分に育っていないからだと考えられます。 すぐにあきらめずに考え抜く姿勢を育てるためには、「一生懸命に考えたらできた」といった経験を積むことが大事です。算数の勉強に限らず、日常生活を通して、大人がすぐに答えを示さずに、「自分で考えてみなさい」と促しましょう。小学生のうちから粘り強く考える姿勢を育てることで、算数を含め、あらゆる教科の学力につながっていくはずです。

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(2020/07/22)