成田空港B滑走路、101日ぶり再開 初便はNCA便(Aviation Wire)

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 成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は7月22日、閉鎖中のB滑走路を午前6時に再開した。到着初便となったのは日本貨物航空(NCA/KZ)のアンカレッジ発KZ133便(ボーイング747-8F型機、登録記号JA13KZ)で、B滑走路には午前6時2分に着陸した。B滑走路は中国から拡散した新型コロナウイルスの影響により、発着回数が激減したことで4月12日に閉鎖。101日ぶりの運用再開となった。  到着機はNCA機のほか、独アエロロジック(BOX/3S)のライプチヒ発3S590便(777F、D-AALC)など貨物便が多くみられた。旅客機では、全日本空輸(ANA/NH)のメキシコシティ発NH179便(787-8、JA823A)などがB滑走路に着陸した。  新型コロナウイルスの影響により、航空各社は国際線を減便。この影響により成田空港の発着回数と旅客数が大幅に減少している。一方で、LCC各社を中心に国内線は復便傾向にあり、運用再開が決まった。  成田を拠点とするLCC各社は、国内線を復便している。ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は成田発着の国内8路線を含め、7月22日からは減便をすべて解消。新型コロナ以前に策定した夏ダイヤの計画便数に戻し、8月1日には成田-釧路線と宮崎線を開設する。  ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は一部路線で減便を継続するものの、23日からは運休せず、国内全23路線の運航を再開。春秋航空日本(SJO/IJ)の国内3路線は、金曜から日曜までの週末のみのほか、繁忙期は平日を含め毎日運航する。  日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)は、成田発着の国内線を地方空港からの国際線乗り継ぎ用として運航している。両社の国際線は多くが運休となっていることから、成田の国内線の運休も継続する。  成田空港では、4月20日からは国際線の第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)の一部施設も閉鎖となっている。国際線は運休・減便が続くことから、施設再開のめどは立っていない。

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(2020/07/22)