静岡県内の移動「注意」から「注意(一部警戒)」に 川勝知事臨時会見【新型コロナウイルス】(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)
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静岡県は22日、県内で新型コロナウイルスの感染が拡大している事態を踏まえ、独自の基準に基づく県内の移動制限を「注意」から「注意(一部警戒)」に厳格化した。川勝平太知事は臨時記者会見を開き、一部警戒とする地域はクラスター(感染者集団)が発生した熱海市との認識を示した上で、「今が感染拡大を抑制するための正念場。県民は最大限の自衛措置を」と呼び掛けた。
熱海市ではカラオケを伴う飲食店で県内初のクラスターが発生し、関連の感染者は22日までに18人に上った。県は同市への往来の回避は明言していない。その上で「感染リスクの高い地域にある、対策が不十分な施設でマスク非着用での歌唱や大声の会話は回避を」と要請。22日からの4連休で感染防止にむけた「新しい生活様式」の徹底を求めた。
県外との移動制限については、200人超の感染者発生が続く東京都への訪問は「回避」を、東京都からの県内来訪は「自粛」を要請。感染者が増加している東京以外の首都圏地域と大阪府、京都府、兵庫県は「特に慎重に行動を」とした。
県対策本部本部員会議は同日の会議で、県内の感染流行期の局面(フェーズ)を限定期から移行期前期に引き上げることを決定。県全体の感染状況は6段階のうちの「レベル3」に据え置いた。