五輪開催可否は「年明け」が分岐点(産経新聞)

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 1年後の東京五輪で実施される史上最多33競技339種目のうち、3月の延期時点で、約1万1千人の出場枠のうち約4割の代表が決まっていなかった。五輪開幕へ向け、来春には各競技の五輪代表が続々と決まる。アスリートの調整期間を考えると、「年明け」には練習環境が整っていることが理想。その時点で世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に収束の見通しが立っていなければ、五輪開催にも影響が不可避だ。  元五輪代表選手は来夏の五輪本番に向け「来年1、2月に練習ができていないと(パフォーマンスを発揮することは)難しい」と指摘。それ以前に行われる五輪予選や代表選考会に向けた調整にはさらに早い時期からの着手が必要となる。  国際オリンピック委員会(IOC)が東京五輪出場選手の最終登録期限として定めているのは来年7月5日。今夏予定の五輪では、五輪予選や代表選考を兼ねた国内外の大会が3月の時点で軒並み開催できない状況に陥り、延期へとかじを切るらざるを得なかった。このため、来夏の五輪開催の可否判断のデッドライン(最終期限)は「来春」との見方がある。  ただ、競技別でみるとバドミントンが来年5月、テニスやゴルフは同6月までの国際大会のランキングによって五輪出場権が与えられる。国内では、競泳と陸上の五輪代表選考を兼ねた日本選手権がそれぞれ4月と6月に予定されている。

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(2020/07/22)