ローン延滞の判断基準 ペナルティと信用の変化を「当日入金、3日遅れ、4か月遅れ」で説明(マネーの達人)
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延滞とは、住宅ローンやカードローンなどの返済が遅れる(遅延する)ことです。
「遅れる」とは決められた返済日(約定返済日といいます)に入金がなく、返済ができない状態です。
延滞にもいろいろなケースが考えられます。
(1) 朝イチは残高不足だったが昼休みに入金したので、当日返済に間に合った
(2) 返済日を忘れていたら銀行から電話で「返済できていない」と言われて、あわてて入金し返済日より3日遅れで返済した。
(3) 銀行の返済は知っていたが、お金がなく、電話も無視していたら、銀行から督促の手紙が来るようになり、その後も手紙の内容はだんだんと厳しくなってきたので、なんとか入金したが、4か月遅れの返済になってしまった
(1) ~(3) のケースはすべて延滞になります。
(1) の「当日返済できた」場合も延滞です。
■(1) は軽傷
返済日の当日中に入金すれば延滞利息(遅延損害金、延滞損害金などとも)は発生しません。
しかし、金融機関では返済日当日(正確には日付が変わった瞬間)に残高がないと、延滞とカウントします。
ただし当日中に入金されて返済になれば延滞とはならず(「延滞の解消」と言います)延滞利息も発生しません。
返済日の当日に入金され、延滞が解消した場合は「当日延滞」と言います。
「当日延滞」は銀行に記録として残ります。
また個人信用情報情報にも記録はされますが深刻なダメージにはなりません。
こうした意味で当日延滞は、ケガの具合なら「軽傷」と言えるでしょう。
ただし、当日延滞を何度も繰り返すと、その後のローン審査にマイナスとなる場合もありますので、やはり無傷ではないことを忘れないでください。
■(2) は重傷
まず(2) の数日は、返済日の当日に入金がなく返済が遅れたので延滞となります。
「返済不能(約束の日に返済ができなかった)」と個人信用情報には記録され、融資の審査では大きなマイナス要素になってしまいます。
ケガの具合では「重傷」です。
■(3) は致命傷
そして(3) の4か月遅れは、個人信用情報に「異動」と登録され「金融事故」となります。
新しい借入は不可能となります。