ピーチ、国内線を全便運航再開。成田路線の拡大見据え10月にターミナル移転。国際線は10月以降の再開目指す(Impress Watch)

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 ピーチ(Peach Aviation)は7月22日、国内線の運航を全便再開した。6月19日に全路線の運航を再開したのに続き、4連休を目前に控えるタイミングでの全便運航再開となった。 【この記事に関する別の画像を見る】  4月に代表取締役CEOに就任した森健明氏は、国内線の全便運航再開にあたり、「成田空港第3ターミナルがお客さまであふれている。4月、5月は厳しい状況だったが、全便運航再開できることの喜びを感じるとともに、感染症対策を徹底しなければならないと気が引き締まる思い」とコメント。成田空港の第3ターミナルで鹿児島便を見送った。  7月の4連休は60%程度の予約率になっているほか、「8月もかなり予約をいただいている」との状況にあるという。  新型コロナ感染対策については、「公共交通機関として予防の徹底はもちろん、お客さま、旅先の方と協力して、みんなで感染症対策を徹底していくことが重要だと考えている」と、利用者への協力呼びかけについて、新たな施策を打ち出した。  新たな感染症対策の取り組みとして、「旅をもっと安全に楽しむための10のこと」として、旅客に協力を呼びかける内容をイラスト付きでまとめたパネルを用意。  チェックインカウンターや搭乗口で、パネルや、チェックイン機のディスプレイを利用したデジタルサイネージとして提示するほか、予約者に送信するメールに画像付きで案内。また、チェックイン後に発行される紙の搭乗券に、同内容をまとめたWebサイトへリンクするQRコードも印字する。  森氏は「コロナウイルスとの戦いは1年単位の長期戦。移動を前提とした感染予防・対策の徹底を強化し、家を出てから帰るまで、あらゆる行程で対策を徹底していくことに取り組んでいく」と話すとともに、「ピーチは安全運航と幹線対策を徹底し、お客さまと旅先の架け橋として、お客さまにも旅先での対策をお願いしながら、一緒に新しい旅のスタイルを築き、日本経済活性化にも寄与したい」との意気込みを示した。  今後の運航計画について、ピーチでは8月1日に成田~釧路線、成田~宮崎線に就航することを発表しているか、成田空港におけるさらなる事業規模拡大の意向を表明。それに向けて、使用ターミナルを航空冬期スケジュールが始める10月25日から、現在の第3ターミナルから第1ターミナルへ移転することを発表した。

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(2020/07/22)