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「お口の恋人」として有名な日韓企業「ロッテ」家に骨肉の争いが続いている。長男の重光宏之(韓国名：シン・ドンジュ、辛東主)SDJコーポレーション会長が、次男の重光昭夫(韓国名：シン・ドンビン、辛東彬)ロッテグループ会長を相手として、日本の裁判所にロッテホールディングス取締役から解任を要求する訴訟を提起したことが韓国で報道されている。 【もっと大きな写真を見る】 　SDJコーポレーションは、日本の「光潤社」が、重光昭夫会長とロッテホールディングスを相手に、ロッテホールディングス取締役から解任する請求の訴訟を東京地方裁判所に提起したと22日、明らかにした。 　光潤社は、日本ロッテホールディングスの株式を28.1%保有する筆頭株主だ。これに先立ち、重光宏之会長は先月24日、日本ロッテホールディングス株主総会で、重光昭夫会長の取締役解任案を建議したが、株主らの反対により失敗で終わった。 　結局、重光宏之会長は、日本の裁判所に訴訟を提起する方法で、2次攻撃に乗り出した。重光宏之会長は「韓国ロッテグループ系列会社の職務に関連して、有罪判決が確定した人が、ロッテホールディングスの取締役を務めていることは、コンプライアンス上、許されることではない」とし「株主総会でも解任案が否決された以上、司法の判断によってその役職を解任しなければならない」と訴訟の背景を説明した。

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(2020/07/22)