阪神糸原1発回答、虎党の思い登場曲髭男「宿命」に(日刊スポーツ)

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<阪神9-4広島>◇21日◇甲子園 阪神が3年ぶりの甲子園4発快勝で今季初の5連勝&貯金1を決めた。サンズの同点弾に始まり、糸原が勝ち越し弾、大山が中押し押し弾、北條も今季初安打のダメ押し弾。ファンが登場曲を選んだ広島3連戦の初戦、ノリノリの猛虎が10安打9得点で恩返しした。V弾の糸原の曲は「Official髭男dism」の「宿命」。4・5差で追う首位巨人を追う勢いは止まらず、V争いも宿命ムードが漂ってきた。 【写真】糸原は左越え2点本塁打を放つ    ◇   ◇   ◇ ファンの思いに、チーム4発のアーチで応えた。主役は、絶好調の主将糸原健斗内野手だ。同点の3回2死一塁。得意とする九里の、外角146キロシュートを引きつけてたたいた。 「完璧でした。何とか塁に出ようと思ったんですけど、自分でもビックリするぐらいなホームランが出て最高でした」 逆方向へ運んだ打球は、強い浜風にも乗った。左翼ポールを巻く2号勝ち越し2ラン。プロ初の左方向への1発が、猛虎打線を勢いづかせ、自己新の連続試合安打も12に伸ばした。 同カードは「~音楽で“もっと”つながる~ 選手登場曲リクエスト Supported by 日本生命」と題し、ファンのリクエスト曲を選手たちが使用する企画が行われた。糸原は第3打席まで「Official髭男dism」が歌う「宿命」に乗って打席に入った。スコアボードには「キャプテンとしての宿命を背負って、苦しい状況にも立ち向かっていってほしい」という願いも映し出された。虎党の思いに、1発回答で応えた。 当日までシークレットとなっていた第4打席は、布袋寅泰の「スリル」が流れた。井上打撃コーチが春季キャンプ中に流し、連射ティー打撃で選手たちをしごいた曲。リクエスト理由は「キャンプでのきつい練習を思い出すことで『あの時、オレはあれだけ振ったんだ』と自信を持って、打席に立ってもらいたい」だったが、同打席はまさかの送りバント。結果的には内野安打となったが、お立ち台では「キャンプを思い出した。でもサインがバントだったので、ちょっと恥ずかしかったです」と照れ笑いで球場の笑いも誘った。 矢野監督は好守に存在感の糸原を「健斗がチームを引っ張っていっている感じがある。キャプテンになって(2年目で)地に足がついて落ち着いて、結果も出ている。キャプテンというところも、成長でき

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(2020/07/21)